立場
40歳に近づくにつれ「立場」について考えることが多くなった。
社長としての立場。
男としての立場
父親としての立場
保護者としての立場
夫としての立場
お客様としての立場
お店の人としての立場
立場とは実は相手がいて初めてその存在を表す。
社長としての立場は「従業員」「取引先」
男としての立場は「女性」
父親としての立場は「子供」
保護者としての立場は「学校」
夫としての立場は「妻」
お客様としての立場は「お店」
お店の人としての立場は「お客様」
そしてこれら様々な立場に相対するものの要約は「社会」である。
たった一人の人間に対して様々な立場が相手によって肩書きが異なりながら現れる。
これは万民共通の普遍的なことである。誰も「立場」から逃れることはできないのである。
この立場を理解するようになって私は以前に比べてずいぶん「客観」「冷静」を意識し生活するようになった。
感情的になることの無意味さを実感するようになった。
基本的に自分の責任を受け入れる前提で物事を考えるようになった。
よく言えば大人になるとはこういうことではないかと思うようになり、
悪く言えば自分の中に冷めた自分を明確に感じるようになった。
結果として心に余裕が生まれた。
そして立場は権力に通じる。
「立場を利用する」という言葉がある。
だから、「立場」というものは自覚していないと薬にも毒にもなる。
そんなことを最初に意識させてくれた名曲がある。
これをご紹介したいだけである。