投稿者「大田質屋」のアーカイブ

たまには、らしさも。

私、こうみえても一応質屋ですので、たまには質屋らしく(?)ダイヤモンドのはなしでもしようと思います。

夕方4時ごろ撮影した写真です。2月末のまだ少し寒さを感じつつも、まもなく3月に向けて春の暖かさが顔を覗かせる感じがしました。

こんな日差しでダイヤモンドはどういう表情を見せてくれるかと思い写真をとってみると・・・

どうでしょうか?夕暮れに近づいている柔らな日差し。これをダイヤが優しく受け止めて、鮮烈な中にもやわらかいファイアを放っています。

 

 

このペンダントのメーカーはウォルサム。実はこのペンダントは二つに分かれるデザイン。なぜ二つなのか。頭文字のWをイメージしたからといっては考えすぎでしょうか?

 

使用されているダイヤもジェムグレード。老舗のプライドを感じさせます。

目の保養になりますように。

買い物 むかしばなし

むかしむかしのことじゃったぁ。

ある心優しい中年が近所のスーパーに買い物にいったそうな。

 

「今日は寒いので鍋にしよう」@中年

 

ふと見ると、おばあさんが久原のあごだしストレートつゆを
取りたいが、背が届かず苦労してしているところじゃった。

心やさしい中年は哀れに思い、おばあさんに

 

「とってあげましょう」@中年

 

といって、残り2つのうち1つを取ってあげたそうな。

おばあさんは礼をいい、中年は

 

『ああ、役に立ってよかった』

 

と思い、自分の分の最後の1つの久原あごだしストレートつゆを
手に取った瞬間、おばあさんが言ったそうな。

 

 

 

 

 

 

 

「それも頂戴」@おばあさん

 

 

 

 

 

心やさしい中年は心の中で

 

『うっ!』

 

と思ったが、

 

『これは我が家の分です』

 

とはとても言えず、最後の久原あごだしストレートつゆを
おばあさんに渡したそうな。

 

中年はすがる思いで店員に在庫確認をしたが
売り切れと言われ、泣く泣く他社メーカーのつゆを買ったそうな。

レジに並ぶとちょうどおばあさんのカゴから最後の久原あごだしストレートつゆが
清算されようとしており、中年は思わずレジを代わったそうな。

 

「先に自分の分を確保してから、人に優しくするべきだった」

 

中年はそう思いながら、スーパーを後にしたということじゃ。

 

めでたしめでたし。

 

 

 

 

全然めでたくねぇ。。。

 

 

豆腐豆腐アンド湯豆腐

先週、当店のお客様より「社長、ブログいつも見てますよ」と言われました。

ありがたいことです。

その一言がきっかけとなり、本日久しぶりに書こうと思います。

 

 

以前にも書いたと思いますが、ストレスをため過ぎる性格なのに発散の手段を

持たない私が、唯一自分の力で開拓したストレス発散方法。

 

それが「料理」

 

理由は行動できて結果が即日わかるからです。

 

今や、調理器具も自腹でそろえます。(家計からの補助金などは一切でません)

 

例えば、

刺身が大好きな私は、

あの板前さんのようにおいしいお刺身を食べたいとの一身で

柳刃包丁を購入。

 

新婚時代より愛用してきた土鍋が壊れたことをきっかけに購入した「ル クルーゼ」の

アウトレットではこれ以上の味は出せぬと悟り、悩みに悩んで

「バーミキュラ」を購入。

 

最初の師匠(直接ではございません)である「分け とく山」の野崎洋光さんの本を買いまくり、

一つ一つ作ってきた料理に加え、やがて、様々なプロの料理人の本を買いまくり、借りまくり、

毎週日曜日ごとに調理して参りました。

また、近年では動画も充実しておりますので、動画を見ながら練習したり、

時には、プロの料理人に直接教えていただく機会も得て参りました。

 

そして、辿りついた境地。それは・・・

 

「豆腐」

 

安い・うまい・高栄養

 

今では週に3日は豆腐を食べます。

 

子供たちに「今日の夕食は何が食べたい?」と尋ねるとたいてい

 

 

「何でもいいです」@ムスメandムスコ

 

 

というのですが、私が

 

 

「じゃあ、湯豆腐ね」

 

 

といつも言うものですから、最近では

 

 

「湯豆腐以外なら何でも良いです」@ムスメandムスコ

 

 

というようになりました。

 

私の湯豆腐は基本的に海原雄山推奨の「湯豆腐」です。

 

海原先生のお話では

  • 主役の豆腐は「清冽な地下水、国産の無農薬大豆、天然のニガリ」で作ったもの
  • 水は日本酒の醸造元から送られた酒の仕込み水
  • 昆布は上等なもので、いくつかに切り込みを入れる。
  • これらを水の状態から土鍋に入れて強火にかけ、ぐらりぐらりとゆれたときが食べごろだ。

そうです。

ほとんど真似ができない湯豆腐です。

特に材料。

もはや、もこみちの「moco’S キッチン」を見て、

「その材料はどこに売っているのか」

と突っ込むレベルです。

 

そこで私も真似して

  • 主役の豆腐は「たぶん綺麗な水道水、国産の有機栽培大豆、天然かはわからないニガリ」で作ったもの
  • 水は浄水器から送られた水道水
  • 昆布はスーパーで売っている中で上等なもので、いくつか切り込みは入れない。
  • これらを水の状態から土鍋に入れて弱火にかけ、ぐらりぐらりとゆれたときが食べごろだ。

と、ほとんど真似ができない湯豆腐です。

 

 

そして、海原先生推奨の食べ方も。

  • かつお節とゆずは食べる直前にかいたものを乗せ
  • ショウガと乗せて
  • しょうゆで食べる。

そこで私も真似して

  • かつお節は食べる直前にかつお節パックの封をあけ、ゆずはゆず胡椒を少量を乗せ
  • ショウガはあらかじめすりおろしたものを乗せて
  • しょうゆで食べる。

それでも、こうなる。

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、私の火力が強火ではなく弱火なのは「バーミキュラ」を使っているからです。

土鍋を使いたいのですが、カミサマ(妻)より

 

 

「保存する場所がない上に、無駄使いをしてはなりませぬ」@カミサマ

 

 

とのお達しが出ているためです。

 

それでも、我慢できずに長谷園の土鍋を買いに言ったら、10.000円オーバー。

それを見ていた妻は、

 

 

「ふんっ!ホームセンターに行くよ!」@カミサマ

 

 

と一言。いまだ土鍋は購入できていません。

 

もし、土鍋が購入できたら、コークスですっぽんを炊いて炊いて炊いて

※こんなことを自宅で行えば全焼です。

 

最後は水だけですっぽん雑炊ができるレベルに育てたい夢があるのですが、

それには「大市」にお願いしないといけませんし、そんなことはできません。

 

 

「あ-あ、おれがビルゲイツだったらなぁ。大市買収するのに」@ずん飯尾

 

 

そんなわけで、今日も湯豆腐です。

 

子供たちにはこう言います。

 

 

 

「今日の夕食何がいい?」@私

 

「湯豆腐以外なら何でも良いです」@ムスメandムスコ

 

「そう、じゃあ、大豆を煮たやつにニガリを加えて冷やし固めたものをお湯で温める鍋・・」@私

 

 

 

「それを世間では『湯豆腐』というのですよ」@ムスメandムスコ

松原温泉にて

田川にはいくつか温泉がありますが、30年ぶりに松原温泉に行ってきました。

「ロッカーの鍵はこちらをどうぞ」@おばちゃん

 

こんなこともあるんですね。

大田質屋だからとか知る由もないおばちゃんがくれた鍵のナンバーが「78」でした。

お風呂上りは”お約束”のこれです。

牛乳。これもなぜかこのビンでないとダメです。

帰りは

夜景。きれいです。

 

松原温泉。お勧めです。

アンパンマンの心の闇に関する考察

 

アンパンマン。

それは今は亡き”やなせたかし”がご自身の戦争体験を込めた思いを具現化した偶像。

主人公であるアンパンマンをはじめ、
いつも暖かく見守り続けるジャムおじさん
姉のような存在のバタコ、
そして言葉は話せないが理解ができる天才犬のチーズ
パンという共通項を持った支援者たる食パンまんとカレーパンマンの準ヒーローをはじめとした
主に炭水化物系一族という家族風共同体組織を中心として、

永遠のライバルであり、その長年の戦いで生まれた友情がときに感動を呼び起こすバイキンマンと
だめな兄貴を支えるかのようでいて実は身内でなく、唯一敵方である食パンマンには片思いをしているが決して峰ふじ子のように露骨にバイキンマンを裏切ることの無い健気なドキンちゃんとの2人しかいない小さなバイキンマン一族

との戦いを描いた大スペクタクル作品。

構成上、アンパンマンが正義でバイキンマンが悪者であることは解りやすくて子供には良いのだが
問題は正義が悪者に勝つというプロセスにあることはお気づきであろうか?

そう、アンパンマンは常に多数を持って一人で戦うバイキンマンを袋叩きしているということ。

だが、今日の考察の本質はそこではない。

本質はアンパンマンの心の闇が描かれている以下の部分である。

 

やなせたかしは自ら作詞したオープニングテーマ「あんぱんまんマーチ」でアンパンマンについて高らかにこう歌い上げる。

 

 

 

「愛と勇気だけがトモダチ・・・」

 

 

あんなにたくさんの支援者や仲間がいるにも関わらず彼はこう唄うのだ。

 

 

「愛と勇気だけがトモダチ・・・」

 

 

愛とは関心を持つこと

勇気とは捨てること

 

彼は長年の闘いの中で、何かに関心を持ち続け、何かを得るたびに、何かを捨ててきたのである。

 

その結果得た現在のアンパンマンという地位から見れば

いつもいつも自分よりも主体性の無い他の者たちは所詮自分と同じレベルには無くトモダチ足りえない存在である。

例えば、カバオが腹が減ったといえばいつも自らの顔を1/3も差し出してカバオのお腹を満たそうとすると同時に、

「このあとバイキンマンと戦うのに顔を1/3も上げちゃうとパワーが足りなくて負けちゃうかも」

などということはヒーローとして絶対に口に出してはいけない宿命。


「これ食べて元気だしなよ」


「こんなのいらねぇよ」

 

「まっ でも、このあとジャムおじさんが交換用の顔を持ってきてくれるからいっか!」

 

と期待しつつも

 

「ごめん!今日は釜の調子が悪いからムリ!」

 

となる可能性も否定できずに、不安な気持ちを持ちつつも、それを凌駕すべくすぐに他人に頼らず自ら道を切り開かんとする決戦の場に行かなければならない宿命。


「毎日パン作るの大変なんだよ。たまにはドライブ行かせてよ。」

 

バイキンマンの頭の調子が良くて、なかなか強い兵器ができた時だけしかたなく応援に来る
食パンマンとカレーパンマン。

だが、いつも威勢の良いのは最初だけで、
カレーを吐き出しすぎて空になり勝手に自爆するカレーパンマンと


「すぐこうなる。」

最後はドキンちゃんとイチャつきだすどっちつかずの二枚目食パンマン。


「どこ触ってるの?」

 

やたら海苔を眉毛やひげに強調して日本男児を演出するも、
大体プライドだけが高く喧嘩ばかりして足を引っ張る丼系やおにぎり系のあいつら。


「僕たちのことです。」

こういう自己中心的な身内をも相手にして広い心で受け入れ助けながら、勝っても勝ってもゾンビの如く戦いを挑んでくるめんどくさいバイキンマンを相手にし続けるこの人生。


「あきらめたらそこで試合終了ですよ。」

 

交換しないといけないのは顔ではなくアンパーンチを放つその拳であることは明白である。
だが、一度足りとてジャムやバタコが

「アンパンマーン、替えの拳(こぶし)よー」

と交換していところが放送されたことを見たことがない。


「換えの顔ならたくさんあるのに。」

 

つまり、彼にとって真のトモダチといえるのは自分自身であり、それが愛と勇気だけなのである。

世界一流といわれる人物に共通していることがこの孤独である。

この孤独の境地に耐えられるものでなければ、長年にわたって平和と人気を保つ続けることなどできないのである。

以上の考察より、やなせたかしはアンパンマンという作品を通じて自らの体験を通して
頂きを極めんとするものの厳しさと悲しさという現実を未来の子供たちに、そして大人たちに
伝えんとしたのではないだろうか。

昔、小さなわが子がアンパンマンを見ているのを見ながらふとそんなことを妄想してみました。

PS:やなせさんほかアンパンマン関係者の方々、広い心で笑ってお許し下さい。