大田、履歴書について語る

新入社員を募集して早1年近く。
その間様々な履歴書を拝見して参りました。
あんまり「これ!」という方との出会いがなく
某K社長の
「中小企業に優秀な奴なんか来ないから、何でもいいからさっさと採用しなさい」
という言葉が頭をよぎり、思い切って採用してみたら
まさかの3日目に来なくなったという我が社の歴史に伝説の一ページが刻まれたりしました。
そんな経験を得ながら思うこと。
それは
履歴書は結構大切だ
ということです。
詳細は伏せますが、一般的に履歴書がきちんとしてない方は
書類選考の段階でお断りさせて頂いております。
そして最近びっくりしたこと。
それは
消せるボールペンで履歴書を書いてきた
ということです。
私は
「この方は、多分、何でも消せると考える人なんだろうな。自分の失敗も。会社での失敗も。」
と思いました。
こんなことを書くと中には
「履歴書ごとき紙切れ一枚で俺の良さの何がわかる!!!」
というご意見もあろうかと思います。
かくいう私も同じ言葉を吐いた事があります。
でも、今はこんな言葉を吐くことはありません。
私はある研修でこのご意見に対するお答を聞いて納得しました。
「あなたの良さがわかる前に、相手の心のシャッターが下りる」
これが社会で、これが現実なのです。
私共の仕事は、お客様の大切な品物をお預かりし、またお金が商品でもあります。
それ故、とにかく、明るく素直で、自らの失敗を正直に明かして下さる方を求めています。
例えば、
あるスタッフは間違ってお預かりしていた商品を質流れした時、正直に直ぐにきちんと報告してくれました。
だから直ぐに対応ができました。そして、そのお客様は未だに当店をご利用下さっています。
私自身も、有ろうことか手を抜いてがためにお客様の大事な商品を2回もお客様の目の前で
破壊したことがあります。大変な目に会いました。でも、最後は笑顔で許して下さいました。
もし、これが隠していたらどうなるでしょうか?
何も解決できませんよね?
間違いなくお客様は我が社を離れます。
だから、履歴書をきちんと書けないということは
「多分、この人は、隠すな」
と私は判断するのです。
私が決めていることに一つに
クレームの責任は社長である私一人の責任である
というのがあります。
ですので、スタッフがクレーム言われたら私の責任ですから、先程の話では
ミスをしたのはスタッフですが、以降のお客様の対応は全て私が行ったわけです。
そして直ぐに対応できたのは、スタッフが正直に直ぐに私にクレーム報告を上げて
くれたからです。
ですので、
日付をきちんと入れず(なぜか空欄が多いのは、多分、使いまわしているのでしょうか?)
写真はジャージか私服で
修正液で訂正が多く(書き直すか、二本線入れて訂正印を押す)
誤字脱字が多く、
フリクションペンで記入する。
これでは採用は無理というものです。
※他社様は行けるかもしれません。
きっとこれまで沢山の履歴書を書き、
不採用となり、せっかく書いた履歴書も送り返されず
また時間をかけて履歴書下書いて送る。
この過程に置いてだんだんめんどくさくなり使いまわせるように
日付を抜く。
でも、多分働くことはめんどくさいことをすることの繰り返しです。
お客様が望むことの多くは、会社にとってめんどくさいことも多いです。
でも、給料はお客様から頂戴する物。お客様が数あるライバルから
我が社をご利用下さり、そしてお金をお支払い下さる以上
これは避けられない現実です(お客様の奴隷になることではありません。念の為)
直接お会いして長い時間をかけてその人のことを深く広く理解できることは困難です。
それ故、まずは写真が最初の出逢いでありご縁です。
その時に今の自分で精一杯出来得る写真を張りませんか?
好きな人が出来たら、自分なりの精いっぱいの努力をすると思うのです。
それでも想いかなわず振られることもあります。
会社に送る写真も同じです。
人間ですから失敗します。
一所懸命やっても失敗します。
恥ずかしいものです。隠したいものです。
私なんかその典型です。
だけども、それを誰にもわからず跡形もなくこっそり消すのは
働く上では許されません。
(えっ?自分はお客様に何も言われなかった?それは
最悪です。そのお客様は二度とわが社をご利用いただけないでしょう。
利益が減ります。最悪倒産か首になります)
でも、その失敗の後を次の成功につなげることができた時、
消すのではなくて、二本線で訂正したらいいんじゃないでしょうか?
その訂正印は、ご自分が間違ったことを隠さずに
しかし、ご自分の力で確かに克服した印になります。
こんなことを考えると
履歴書を書くという行為は
既に働くことの基本なのだと思います。
実務の心配はいりません。
質屋の仕事なんとしたことがある方なんてほとんどいませんから。
逆に、経験がない方を募集しています。
でも、履歴書がきちんと書けない方は、
実務以前のことから教えなければなりません。
そして、それは我が社の社長、つまり私がタコなのでできません。
私はそんな聖人君子がDNAレベルで備わってないのです。残念です。
そんなわけで
せっかくのご縁があって思い切って我が社のような
スーパー零細企業に貴重な時間を割いて履歴書をご準備なされているのでしょうから
どうか面接でお会いできますように
きちんと履歴書をお書き願いたいなぁと思う今日この頃です。
字が下手なのは問題ないのです。
実務経験がないのも問題ないのです。
女性でも問題ないのです。
優秀な方も今の我が社には要りません。
私共はまずは私共と価値観を分かち合って頂ける明るく素直な方を
引き続き募集しております。
こんな会社ですがお待ちしております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です